記録した心電図の整理・保管・後始末
心電図 検査の実施手順

心電図検査の実施手順

記録した心電図の整理・保管と後始末 手順7,8 例

ここでは基本的な実施手順の一例を記載しています。

心電計や電極等の種類などにより異なる部分もありますので、詳細

に関しては使用する製品の取扱説明書などをお読みください。

又、検査する医療機関や記録者によっても多少異なる部分もあります。

 

7 記録した心電図の整理・保管


記録が終わった心電図の記録用紙に対象者の氏名、年齢、記録日時

各誘導部位などを記録又は確認します。

 

*心電計の種類により最初から記入されているものもあります。

 

規定の台紙などに貼付し、表紙に氏名や記録日等を記入して保管し

ておきます。

探しやすいように、50音順や日付順などに整理しておきます。

 

 

8 後始末


心電計の電源コードを抜きます。

リード線を電極から外します。

電極に付着しているペーストをティッシュなどできれいに拭き取り

清潔にしておきます。

誘導コード及びリード線もきれいにしておきます。

医療機器により清掃方法は多少異なると思います。

例としては、薄めた家庭用の中性洗剤を清潔な布に含ませ拭きます。

その後、水を含ませた別の清潔な布で拭き取り、乾燥させます。

 

*正確な清掃方法については、医療機器の取扱説明書をお読みくだ

さい。

 

インスト(INST)スイッチ(キー、ボタン)

対象者に装着した電極からの生体信号が心電計内の増幅器に流れる

のを遮断すると同時に、増幅回路やフィルタの電荷を放電させる役

割があります。その為、出力電圧はゼロになります。

較正(校正)曲線や熱ペンの調節、記録用紙の状態などを確認す

る時にはインストをON(出力電圧をゼロ)にします。

心電図を記録している時に、誘導を切り換えたり、電極をつけかえ

たりする時にもインストをONにします。

記録時は解除します。

 

記録時の較正(校正)曲線の入れ方

較正電圧スイッチ(キー、ボタン)を押します。

感度を確認する時に操作します。

このとき描かれる波形を較正曲線といいます。

標準感度が1であれば、1mV=1cmの振れになります。

感度が1/2であれば、1mV=0.5cmの振れになります。

感度2であれば、1mV=2cmの振れになります。

最初は1mV=1cmの標準感度に合わせます。

各誘導に必ず較正曲線を入れます。

較正曲線は心電図のT波の終わりからP波が始まるまでの平坦部

に入れます。

 

 

 

 

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参考文献

書籍

「心電図・ナースのためのワークブック」金芳堂

「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館

「ナース必携・心電図マニュアル」 臨時増刊号 保存版 小学館

「写真でわかる基礎看護技術②」株式会社インターメディカ

「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社

 

インターネット

ウィキペディア

http://ja.wikipedia.org/wiki/心電図