心電図とは、心電図でわかること
心電図について

心電図検査の概要

心電図(ECG)とは?


循環器の外来などで、動悸がする、脈がとぶ、胸が痛いなどの症状

を訴えた場合、最初に実施される検査です。

患者さんには痛みなどの苦痛がないため、定期健康診断などの項目

にも入っています。


心臓は毎分60~100回の収縮と拡張を絶えず繰り返し、全身に

血液を送り出しています。

心臓の筋肉(心筋)は電気的刺激により興奮し収縮しています。

正常な刺激伝導では、右心房の上大静脈基部にある洞(房)結節

から電気的刺激が規則正しく発生しています。ここから発生した

刺激が心房から心室へと伝わります。電気的刺激を受けた心筋が

興奮する時に弱い電気が発生します。心筋の興奮で発生した電気の

流れを目に見える形で記録したものが心電図です。

電気の流れ(活動電位)は体の中や体表面などいろいろな部位に

分布しています。

通常、体表面から活動電位を記録したものを心電図といいます。



心電図でわかること


心電図では心拍数、リズム、波形、電気軸、心臓長軸の回転などが

わかります。

上記の所見を総合的に判断して、心筋梗塞や狭心症などの心筋異常

や不整脈、電解質異常、薬剤の効果や副作用などの判定や診断等に

利用されています。



心電図検査の方法


心電図を記録する方法には、

一般的に実施されている方法は12誘導心電図です。

四肢誘導と胸部誘導の両方で12誘導になります。

四肢誘導は標準肢誘導3つ、単極肢誘導3つの計6誘導あります。

胸部誘導は6つあります。

他にもモニター心電図、ホルター心電図などがあります。



心電図の記録用紙


一般的に実施されている12誘導心電図の記録用紙は、方眼紙の様に

目盛がついています。

太い線で囲まれた正方形の部分はさらに細い線で区切られています。

一番小さいマス目は1mm×1mm 

太い線で囲まれたマス目は5mm×5mm



記録する速さと感度


記録用紙の標準的なスピードは、1秒間に25㎜です。

横の目盛が時間を表しており、一番小さい目盛 1mm は 0.04秒

になります。

 

電位の大きさ(上下方向のフレ)は、1mV=10mm が標準になって

います。

縦の目盛が電圧を表しており、一番小さい目盛 1mm は 0.1mV

になります。

 

続きはこちらです→ 心電図の原理

 

心電図検査 項目一覧



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参考文献

書籍

「心電図・ナースのためのワークブック」金芳堂

「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館

「ナース必携・心電図マニュアル」p12 p13 臨時増刊号 保存版 小学館

「写真でわかる基礎看護技術②」株式会社インターメディカ

「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社

 

インターネット

ウィキペディア

http://ja.wikipedia.org/wiki/心電図