呼吸器の解剖生理 気道とガス交換 気道とは?肺胞でのガス交換
呼吸器解剖生理 気道とガス交換


気道とは?


気道とは、空気の通り道のことです。

空気は以下の部分を通って肺に達し、酸素が血液中に入っていきま

す。


鼻(又は口)

 ↓         

咽頭

 ↓

喉頭(咽頭の奥から気管のあいだの部分・声帯があるところ)

異物が気管内に誤って入り込むのを防いでいます。

 ↓

気管(左右の肺に分岐するまでの部分)

★前にある方が気管で、後ろにある方が食道になります。

 ↓

左右の気管支

右肺へは約25度の角度・左肺へは約45度の角度で気管が左右に分岐

右気管支は、左よりも太い。

★誤って物が気管に入る際は、解剖学的に右肺の方へ入りやすいと

いわれています。

 ↓

細気管支

次々に分岐していきす。

 ↓

肺胞

最終的にここでガス交換が行われます。

酸素が血中に送り込まれ、二酸化炭素が肺胞内へ移動(正確には拡

散)します。

 

 

肺胞でのガス交換(外呼吸・肺呼吸)


肺胞は毛細血管で取り囲まれています。

肺胞内に達した空気中の酸素は、肺胞の膜を通って毛細血管内に取

り込まれます。血液中の二酸化炭素を肺胞内へ放出し、血液中の赤

血球と酸素が結合することになります。酸素と二酸化炭素の出し入

れをガス交換と呼びます。

ガス交換を可能にしている要素が、酸素と二酸化炭素の分圧になり

ます。肺胞内の酸素分圧が高いと、酸素分圧の低い方へ自然に拡散

してゆきます。血液中の二酸化炭素分圧が高いと、二酸化炭素分圧

の低い肺胞内の方へ拡散してゆきます。ここで静脈血から酸素を多

く含む動脈血に変わります。

血中に取り込まれた酸素は、肺静脈(動脈血)を経て心臓に戻り、

大動脈を通って全身に送り出されることになります。

一方、肺胞内へ放出された二酸化炭素は、呼気となって体外へ排出

されます。

 

◆メモ◇~~~~~~~~

末梢組織でのガス交換(内呼吸・組織呼吸)について

全身に送り出された血液中の酸素は、各組織の細胞にまで運ばれま

す。ここで再びガス交換されることになります。

各組織の細胞と毛細血管間でガス交換がなされます。

動脈から分かれた毛細血管内の酸素が組織液中へ移動し、細胞内へ

取り込まれます。反対に細胞内の二酸化炭素は組織液中に放出され、

毛細血管内へ取り込まれます。ここで動脈血から静脈血へ変わりま

す。ガス交換と同時に各栄養素の補給と老廃物の放出なども行われ

ます。

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◇参考文献

書籍

医学大辞典

家庭医学大百科

広辞苑

 

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