カフシリンジ(注射器)の役割、使用方法 
気管内挿管 カフシリンジ


カフシリンジ(注射器)の役割


気管内チューブのカフを空気で膨らませるために用います。

カフ圧計を使用して膨らませる方法もありますが、緊急時の場合や

手技的な理由で、シリンジを使用するケースが多いです。

注入量は気管チューブやカフの種類により異なります。


カフ圧計を使用する場合は、圧を基準に注入します。

カフ圧計がない場合や、緊急時の場合、カフ圧計が使用できない

気管チューブなどの場合は、エアリークがなくなるまで注入します。

一つの目安として、耳たぶの固さがいいとされていますが、合併症

予防の為には、カフ圧計での適正な圧の管理が大切になります。


 

カフシリンジの使用方法 例


5ml 又は 10mlのシリンジを用意します。

気管内チューブを挿入後、パイロットバルンのバルブ(一方弁)に

シリンジを挿し込んで、空気を注入します。

エアリークがなくなるまで、注入します。

空気注入後は、シリンジを取り外します。挿し込んだままにしてお

くと、カフ内の空気が少しずつ洩れる危険があります。

*注入後、気管チューブなどを固定した後に、カフ圧計で適正圧に

調節します。


続きはこちらです→ 固定用テープの役割、種類

気管内挿管項目一覧




呼吸器管理・ケア 項目一覧


サイト内コンテンツ



◇参考文献

書籍

「ロールプレイで学ぶ 呼吸ケア・呼吸管理のキーポイント」 p124~p129メディカ出版

「写真でわかる臨床看護技術② 呼吸・循環・創傷ケアに関する看護技術を中心に!」 p63~p73インターメディカ

「はじめて人工呼吸器」p12~p17 メディカ出版

「ナース必携最新基本手技AtoZ」p55~p60 EXPERT・NURSE 

「器械的人工呼吸マニュアル」ナース専科」 p28~p30 文化放送ブレーン

「続カラー版マンガで見る手術と処置」 p36~p39 小学館 

「最新医学大辞典」p279 (医歯薬出版株式会社)

「イラスト救急処置マニュアル」南江堂

「気管吸引のガイドラインを完全準拠 わかる!できる!気管吸引あんしん教育ガイド」 p9~p12メディカ出版

「呼吸サポートチームのための呼吸管理セーフティーBOOK」 p106~p111 p130~p140 MCメディカ出版