鼓膜検温の適応 使用する体温計 鼓膜検温の測定方法  注意すること
体温について 鼓膜検温法

体温について:鼓膜検温法

 

鼓膜検温の適応


鼓膜温の測定は主に乳幼児に実施される場合が多いです。

乳幼児は外耳道が短く太い為、鼓膜をとらえやすいとされています。

検温時間が短い為、乳幼児には向いています。

 

*鼓膜検温は手技や外気温に影響を受けやすく、誤差が生じやすい

いわれています。うまく測定できない時は電子体温計又は水銀

体温計で腋窩温を測定した方がいい場合もあります。

 

成人の場合は腋窩や口腔で測定できない時や、意識障害等で中枢温

度を把握したい時などに測定します。

 

 

使用する体温計


赤外線鼓膜体温計(耳式体温計)。

*鼓膜からの赤外線の量を検出します。



測定方法


測定する前に耳垢を取り除く(軽く綺麗にする程度)。

体温計の先(プローブ)に専用のカバーをします。

電源を入れます。

プローブを外耳道にあてます。

あてる時は、鼓膜を正確にとらえるために、耳介を少しひっぱり、

外耳道をまっすぐにします。

成人では上方に、乳幼児では下方に引っ張ります。

プローブの部分をゆっくり丁寧に挿入します。

出来るだけ深めに挿入し鼓膜に向けます。

体温計を固定した状態でスタートボタンを音がするまで押します。


*体温計の種類により操作方法は多少異なります。


 

測定時間


数秒(1~3秒)。

*体温計の種類により多少異なります。


 

注意すること


手技的なことや外気温によって誤差が生じやすいとされています。

鼓膜温を正確に測定するためには、鼓膜からの赤外線を正確に

捉えることが大切になります。その為には外耳道をまっすぐにする

必要があります。耳の形も個人差があるので、その人に合った

方法で測定することが大切です。

気温が低かったり高かったりした場合も正確に測れない場合があり

ます。より正確に測定する為に、数回繰り返し測定する場合も

あります。

 

*詳細は各製品の取扱説明書をご確認下さい。

 

◆メモ◇~~~~~~

気になること

乳児の場合、たまに下あごと首の間に体温計(電子体温計や水銀

体温計)を挟んで測る人もいるかもしれませんが、正確な値は得

られませんので注意してください。

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続きはこちらです⇒ その他の深部の検温法

 

 

 






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◇参考文献

書籍

「最新医学大辞典」 医歯薬出版株式会社 p869

「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 小学館 p33~p36

「フィジカルアセスメントナースに必要な診断に必要な知識と技術」医学書院 p33~p35

「ナースのための感染症マニュアル」ナース専科 文化放送ブレーン p22 p23

「人体生理学ノート」 金芳堂 p57

「ナースに必要な日常英語表現と略語」第2版 医学書院 p158

「ポケット版カルテ用語辞典」編集大井静雄 照林社発行 小学館発売 p8

「家庭医学大百科」主婦の友社 p1231


インターネット

「ウィキーぺディア」

http://ja.wikipedia.org/wiki/バイタルサイン

http://ja.wikipedia.org/wiki/体温